昨晩、盲人福祉協会の役員さんから「就労支援センターのパンフレットにSPコードがつきました。ありがとうございました!」 というメールを頂きました(びっくりするかも知れませんが、盲人の方々も日常的にメールをやっています)。
早速今日、シビックセンター5階にある「障害者就労支援センター」へ(写真上)。
職員の方からパンフレットをもらって確かめてみると、隅にはSPコードが・・・(写真下)。
SPコードは盲人用の3次元コードで、端末機に通すと記録されいる内容が音声になって出てくるというスグレ物。 点字にかわるものとして注目されている福祉ツールです。
自治体によってはこれをいち早く導入、広報誌などにも取り入れているようです。 我が文京区においても導入を検討するよう私も議会で発言してきました。
SPコード1個で記憶される音声は限られており(800字程度?)、 区報など行政の発行する文書に導入するにはまだまだ課題もあるようですが、 こうして障害者の就労支援センターで積極的に取り入れられたことは大きな評価です。
IT化、デジタル化の波は福祉の分野にも新たな利便性と効率性をもたらしています。 SPコードの端末機も障害者にとっては自立支援法の福祉機器として1割負担で購入できるまでになっています。
こうした利点をいち早く感知して、具体化することが大切です。
これを契機にSPコードの導入と整備が加速度的に進むことに期待しています。また私も要望し続けていきたいと思います。