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2007年08月03日

配分から裁量へ。(八王子から・・・)

13:00 八王子市民会館で行われた「第45回 東京河川改修促進大会」に出席。

 会場には東京の河川流域の自治体関係者が集い、治水対策予算獲得の為の国および都への要望事項を満場一致で決議しました。

 関係自治体は14区・21市・2町・1村。我が文京区も神田川を抱え、治水対策は区政の重要課題のひとつでもあります。

 昨今の局所的な豪雨による被害の増大や、治水予算が減少の一途をたどるなど、今後の治水関係予算の獲得は必死の状況です。 しかしながらこうして関係自治体が決起してまで国や都に予算要望しなければ問題が解決しないという現実もとても悲しいことです。

 まさに中央集権的なシステムの弊害だと思います・・・。

 住民に最も身近かな政府である市区町村が必要な治水対策について、国や都から配分を受けるのではなく、 自らの裁量において予算措置が講じられるような仕組みを早急に構築していかなくてはなりません。

 これは治水対策のみならず、他の様々な地方の事業にもあてはめて言えることです。

 そのような意味においては現状、地方分権(主権?)の実現はまだまだ道半ばです・・・。

 

 

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