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2007年08月01日

新公共経営(NPM)について再認識。(サマーセミナー)

13:00 区役所会議室にて会派主催の「サマーセミナー」を開催。夏休み前、毎年恒例の研修会です。

 講師は明治大学・公共政策大学院 北大路 信郷 教授。北大路先生は公共経営研究・政策評価研究の第一人者。 静岡県の行政専門アドバイザーも務められています。

 研修テーマは「新公共経営」(N・ニュー P・パブリック M・マネージメント)について。

 この理念は我が区でも煙山区政時代に導入されています。今日はその実践法やキー概念となる「作戦マネージメント」などについて、 実際に静岡県で行われている手法も交えながら解りやすく講義していただきました。

 NPMについては私達もずいぶん議論してきましたが、今日の研修はまさに「目からウロコ」の内容ばかりで、 驚きとともに認識を新たにしました。

 「議会の役割は成果を買い取ること。市民から財布を預かり、最も賢い買い物(調達)をしなければならない。 そしてその調達先は民間事業者・NPO・その他どのような団体や組織でも良いのであって、 行政執行部の事業部門はその調達候補のひとつにすぎない・・・。」そんな北大路先生の言葉は私にとってはとても印象的で、「成果」 を重視する意識や、今日改善し、明日はより高い生産性を実現する!という目標がはっきりと示されていました。

 私達も今日のこの成果を、議会の中でしっかりと活かしていかなければなりません。

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