昨日、盲人福祉協会の役員の方からご連絡を頂きました。盲人の方々の予てからの要望事項だった 「音声ICレコーダー」が障害者のための日常生活用具の給付対象になったとのことです。
私自身も関わっていた案件であったので、念願が叶って安堵しています。
このレコーダー(写真)、あらかじめ知りたいものにICタグをつけて登録、 そのタグにレコーダーをあてるだけで登録した内容が音声で流れるというスグレもの。
例えば冷蔵庫の中の冷凍食品、カレーだと思って解凍したら肉じゃがだった!?なんてこと・・・ 目の不自由な方にしかわからない苦労です。でもこのレコーダーを使えば「何月何日に冷凍したカレーです」ってしゃべってくれるわけですから、 これまでの苦労も一挙解決。
こうした便利な機器が盲人のための日常生活用具として助成の対象となったことは本当に喜ばしいことです。 区障害者福祉課の深い理解に心から感謝したいと思っています。
ちなみにこの機器の名称は「ものしりトーク」というのだそうです。名前もなかなかユニークです。
今後盲人の方々の間で広く普及されることを願ってやみません・・・。