本郷にある元町公園(写真) を移設して跡地に体育館を新設する案件については現在文京区都市計画審議会でその可否を検討中です。
一昨日は審議会の意向を受けて都市計画や造園分野の有識者から意見を聞く会が開かれたとのこと。(東京新聞9/5朝刊で報道)
区側としては同公園の特徴の一つとなっているカスケード(水階段)を含む約900平方メートルを保存し、 残りを体育館用地とする案などを説明したようですが、有識者の一部からは「隣接する小学校を含めて完全に保存すべきだ。」 との意見も表明されたようです。
元町公園は震災後の復興計画で旧東京市が併設して整備された52箇所の小公園のひとつで震災復興公園と呼ばれているようです。
文化的な価値もあるとのことですが・・・。
一部の有識者による小学校一体保存のその発言の真意は「隣接する小学校と一体となってはじめて震災復興公園としての価値がある。」 ということなのでしょか・・・?
それにしても私にはちょっと理解できません。
公園は廃止になるわけではなく移設されるわけで、 また新聞報道にあるように文化的価値のある部分や面影を残していこうという方向性が打ち出されたことは評価できることだと私は思います。 と同時に体育館の建替え問題も区民にとっては重要なテーマですから併せて進めていくべきです。