10:00 区議会第一委員会室で清掃リサイクル調査特別委員会が臨時開会。
清掃工場の今後の運営や廃プラスティックの熱回収(焼却)について、23区の清掃工場を運営する「東京23区清掃一部事務組合」 の担当者の方においでいただき参考人として話を伺いました(写真は新江東清掃工場)。
同組合では今後清掃工場の運転業務の一部を民間に委託する方針を打ち出しています。 また焼却によって得たエネルギーについては売電するとのこと。そのために東京ガス(株) と同組合で合弁会社を設立し事業の受託をし効率的な経営を行っていくとのことでした。
新会社への業務委託により経費の節減は一工場あたり5700万円/年の効果が得られるようで、 運転業務もベテラン技術職員を配置し安全面でも心配がないようです。
方向性としては正しいと思うのですが、新会社の社員は一部事務組合を退職した職員を再雇用するとのことで「天下りでは・・・?」 と誤解を招かぬよう区民への説明責任を果たすことが必要です。 またこの技術を次世代へと継承していく人材育成には積極的に取り組んでいってもらいたいものです。