35人の子供たちと共に根津小学校を「卒業」する人がもう一人います。
伊藤 敏校長先生(写真)です。
伊藤校長は根津に着任されて7年。そして今年度をもって永年に渡る教員生活に幕を降ろされます。子供たちを愛し、母校を愛し、 そしてこよなく地域を愛してくれた素晴らしい先生でした。
「行きたい学校 帰りたい家庭(うち) 住みたい地域(まち) これが根津!」伊藤校長が掲げたキャッチフレーズです。 そしてこうした一貫した理念のもとに常に地域との連携を絶やすことなく、学校を地域に開いてきたその功績はまことに顕著でした・・・。
自ら進んでこの根津の地において教員生活にピリオドを打たれるつもりだったと聞いています。
東京大学農学部と連携し「一日東大生」という新たな伝統を築き上げたり、道徳の公開講座を推進するなど・・・ 文京区の中でも注目を浴びる学校経営に取り組んでこられた伊藤校長です。 そんな意味でも昨日の卒業式は校長ご自身にとっても忘れられない日となったことでしょう。
根津の地域では、そうした伊藤校長の功績と貢献を称えるべく来月22日に「伊藤敏先生に感謝する会」を勝手連で開くことにしました。 町会・商店会・地区対策委員会・同窓会・消防団四分団などの有志で感謝の気持ちを表したいと思っています。
伊藤先生、長い間ほんとうにご苦労様でした。そしてありがとうございました。