区議会第1回定例会が今日から始まりました。会期は3月27日までの36日間です。
14:00からの本会議においては煙山区長の「所信(施政方針)」が表明されました。その論旨は以下の通り(抜粋骨子要約です。)
スローガンは「協働・協冶都市 文京の明日を拓く!」来年度も自治基本条例の理念に基づき区政を運営していく。具体的には・・・
1.子供・子育て支援施策を重点的に推進。(子育て支援券発行・陽保一元園開設・小中学校将来ビジョンの策定など)
2.「文京アカデミー構想」で文化・伝統、生涯学習を育む。
3.安全・安心のまちづくりは強化。(国民保護計画・防災対策条例策定、セーフティリホーム事業は対象地区拡大)
4.社会保障制度については国の法制度の改正に対応して新たに展開。(障害者・介護保険計画の改訂、介護予防事業の推進)
5.目白台KKR運動場取得で運動公園の整備と緑地の確保。
などなどです。
私の主観での骨子抜粋で恐縮ですが「まぁバランスよくまとめたなぁ~」というのが正直な印象です。反面、 自治体運営の根幹をなす歳入においては問題山積。 国の三位一体改革の悪影響や都区間協議の決裂などによる財源不足は今日の所信表明で煙山区長自身も吐露しているように、 区財政の不安定要因となっています。依然として厳しい区政運営を強いられていると言っていいでしょう・・・。
今後おこなわれる予算審査特別委員会では私たち会派も、 そうした厳しい認識と現実的対応を充分踏まえたうえで来年度も積極的な予算執行がなされるよう、予算審議にあたっていきたいと考えています。