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2005年10月02日

わが友、真打になる。(談志師匠が太鼓判・・・?)

 17:00 日比谷東京會舘、「立川談笑(だんしょう)真打昇進披露パーティー」に出席。

 噺家立川談笑、本名小田切英裕氏は私の友人。一昨年春、根津八重垣謝恩会主催・カラオケ大会で出会って以来の仲です。

 早稲田大学を卒業後、予備校講師を経て1993年立川談志に入門。噺家として修行を積む一方でテレビリポーターとしても活躍、 毎朝フジテレビで放映中「とくダネ」では小田桐英裕・名でレギュラー出演しています。

 苦労の末、今年「立川流真打」に昇進。見事師匠立川談志氏の眼鏡にかなったという訳です。

 パーティー冒頭、師匠談志氏より真打認定証が手渡されました(写真)。
マイクを持った師匠はこんな挨拶を・・・「真打になるためには基準をクリアーすることが条件。古典百席をこなせればいいとか、年功序列とか・ ・そんな甘いもんじゃない。落語の他にも小唄・端唄、舞踊などなど自分の興味以外の芸も磨いていかなきゃならない。 そしてそこで好きでやれるか、やれないか?そこが分かれ目だ。

 自分の今の生活や興味とかけ離れたもの(芸)でも真剣に打ち込み、好きになれるか? 何でも好きでやれなきゃ伝統芸能を継承していく資格はない。それが俺の基準だ。
 俺の基準は厳しいが認められた者は絶対世間で通用する!」そんな談志師匠のスピーチは感動ものでした。

 今の時代こういうスケールの大きい破天荒な人は少なくなりました。 でもこういう人材が今の日本には必要とされているのではないでしょうか?
談笑氏にはこうした師匠の思いをしっかりと受け継ぎ、落語界を担う存在になってもらいたいと願っています。

 余談になりますが、立川談志師匠は私の地元根津在住。もし談志氏が根津に住んでいなければ、私と談笑氏の出会いもなかったでしょう・ ・・。

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