10:00 連休を挟んでの論戦です。総務区民委員会の第2日目が開会。
区側からの報告事項ではアスベスト対策が議題となりました。
文京区においては平成11年さしがや保育園アスベストばく露事件を教訓にして徹底的な対策を図ってきたところです。しかしながらその後、
数年が経過していることや、事業所等でのアスベスト被害が社会問題化していること等から、より一層の安全対策を期するため、
関係部長で構成をする「アスベスト対策会議」を設置し、全庁的に取り組むとのことです。
具体的な対策としては
1.すべての区有施設を再点検する。
2.調査の対象建材は
(1)吹付けアスベスト、吹付けロックウール及び吹付け蛭石など。
(2)折板裏打ち石綿断熱材
3.調査部位は壁、柱及び天井など。
4.調査期間は平成17年8月~10月下旬まで。結果は速やかに取りまとめる。
また今後の民間建築物(アスベスト含有)の解体工事への対応については、新たに「建築物の解体工事の事前周知等に関する指導要綱」 を制定するとともに、アスベスト除去工事に対し融資制度の活用を進めていくようです。
費用負担については不明確ですが、 アスベスト問題は国を挙げての対策が急務であるので国の負担を求めるよう委員からも要望が出ました。私もそのように思います。