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2005年10月31日

小・中学校将来ビジョン。(臨時文教委員会開催)

 10:00 区議会第1委員会室(写真)で文教委員会が開催されました。

 定例会は先週で閉会しましたが、学校の適正配置についての教育委員会決定を受けて、その内容である「将来ビジョン」 についての説明と質疑のための臨時開催です。

 明らかになった内容を要約すると以下の通り。
1.今後の具体的な方策について
(1)小学校の適正規模は180人とし、これを下回る場合は新たに対策を検討する。
(2)中学校は大規模・中規模・小規模の異なる学校を配置することにより、特色ある学校づくりを目指す。
(3)隣接する学校敷地を活用し、校地の広い学校づくりを検討する。
(4)教科担任制の導入や幼・小・中一貫教育の推進など教育環境の向上を進める。

2.早急の課題について(現在欠学年を抱える七中について)
(1)七中については将来ビジョンに先行して対策を講じていく。
(2)具体的には五中と七中を統合し、統合後の校舎は、教育センター及び新大塚公園の敷地に建設することを検討し、 平成21年度開校を目指す。

3.計画期間は平成20年度~29年度の10年間とする。(一部、七中・五中の統合については前倒し先行。)

 前回文教委員会では「具体的な素案(校名や配置を明記)を示す前に関係者や地域の声も充分聞きながら慎重に進めるべき。」 との意見もあり、今回の報告では具体的な校名について七中・五中の統合のみに留まりました・・・。

 今後地域説明会においてこのビジョンの骨子を説明しながら区民からの意見も受けるとのことです。

 具体的な配置計画については来年10月には案が提示されるとのこと。それまで、 丁寧に関係者や地域の意見を受けそれらを反映してもらいたいと思っています。

 私は基本的には「適正配置を進めること」には賛成の立場です。 しかしデリケートな問題だけに区民の理解と合意がないままに強引に進めるべきものでもありません。 そういう意味では今回の教育委員会の決定は評価をしています。

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