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2005年10月21日

木造密集地を再生する!(決算審査5日目)

 10:00 決算審査特別委員会5日目。いよいよ終盤戦です。

 これまでの審議の質疑の遅れを取り戻すべく、途中理事会を開催。民生費・衛生費・都市整備費・ 資源環境費までの審議を17:00までに終えることで合意しました。

 今日は都市整備費の項で私が質問に立ちました。内容は「木造密集市街地整備促進事業」についてです。大塚・千駄木・ 向丘地区を対象に10年ほど前からスタートしたこの事業ですが・・・。

 16年度は広場の整備や児童遊園の拡張などで成果を挙げましたが、肝心の木造賃貸住宅の建て替えや共同化はこの年も1件と低調です。

 住民の合意形成や複雑な権利関係など課題は数多くあるようです。「まちづくりの手法は他にもあります。 木造密集市街地整備事業で上手くいかないのなら住宅地区改良事業や地区計画事業、 街並み環境整備事業など様々なメニューを使って住環境の向上を図るべき!」と私からも提案させてもらいました。

 また環状3号線の計画も根津地区などの木密地域では大きな影響を受けます。環3計画には反対の立場を明確にしている文京区ですが、 周辺のまちづくりでは整備計画でこの問題をどう取り扱っていくかも大きなテーマです。

 今日の質疑では残念ながら明確な答弁は得られませんでしたが、今後もこの問題については推移を見守りつつ地域の立場から主張・ 提案していきたいと思っています。

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