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2005年07月21日

江戸の技を残す!(下町の名工・柴田慶一さん)

店先に飾られた大きな提灯(写真)。

 「やきとん」って書いてあるけど、もつ焼き屋さんではありません。
ここは根津不忍通り沿いに店を構える老舗提灯屋さん「シバタ商店」。写真の主は3代目柴田慶一氏です。

 弓張り・高張り提灯はもとより、書き文字看板・木彫り看板なども手がけていますが、慶一さんの字風は独特・味があります・・・。 実に見事な技です。

 こうした提灯屋さんもかつては町に一軒ぐらいはあったそうですが最近では東京で50件ほどになってしまったそうです・・・。

 後継者問題がやはり深刻です。

そうした中、3代目慶一さんは江戸の技を伝えるべく奮起、グラフィックデザイナーから転身・家業を継ぐと同時に「手書き文字」 の普及などにも力を注いできました。最近ではオリジナル携帯電話用木札も大人気、 お店のホームページも充実で伝統の世界に新しい息吹も吹き込んでいます。

 下町お勧めのお店のひとつです。ぜひ立ち寄ってみてください・・・。

 「シバタ商店」文京区根津1-18-11 電話03(3821)0382
 ホームページはyahooから「シバタ商店」で検索。

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