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2005年05月05日

下町探訪、まさしお勧めの老舗2(丁子屋染物店)

 つつじ祭り最終日、お天気にも恵まれ下町根津・千駄木は今日も観光客でごった返しています。

 一昨日にひき続き下町探訪・私お勧めの老舗をご紹介します。

 根津二丁目、台東区谷中との境に位置する「丁子屋染物店」。東京でも数少なくなった染物屋さんの中でも老舗です。

 店主村田庄司さんは私の後援会の事務局長。昔、このお店の前は藍染川という川が流れており (この辺りは今でも藍染町と呼ばれています。)その川で生地が染められたのだそうです。残念ながら川はなくなってしまいましたが、 由緒ある伝統的な技法は今も店主に受け継がれています。

 店の佇まいも下町を代表する町屋建築が残されており、デッサンや写真をとる人が絶えません(写真)。

 最近は江戸小物や手拭いなども店頭に置かれており、ちょっとした観光スポットとなっています。 特に窓際に飾られた根津藍染町会の祭半纏(はんてん)は丁子屋さんの代表作品でもあり、藍色に染められた生地に背中に
「藍」のデザインは「目茶かっこいい!」と祭り愛好家のなかでも評判です。

 場所は根津神社入り口交差点を谷中方面へ、100メートルほどいった交差点(信号なし、角は北野屋酒店) を右へ曲がって10メートルほど先。
是非、立ち寄ってみてください。

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