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2004年10月08日

障害児教育(特別支援教育)の現状。(決算審査6日目)

10:00 決算審査特別委員会6日目。連休明け12日最終日は区内施設を視察する予定です。 従って決算書に則っての審議は今日が最後。

 写真は第1委員会室、私の委員席です。この席から起立して質疑に立ちます。

 今日は、資源環境費・教育費・国民健康保険や介護保険などの特別会計について一気に審議。

教育費の中で障害児教育(特別支援教育と呼ばれていますが)について私が質疑に立ちました。

 障害に悩まされる子供たちについては就学時、教育委員会との相談を経てその子供に合致した指導内容が示されます。
例えば、日常は普通学級に通いながら週1回程度障害児童のための学級に通い(通級学級)心身の回復を図るなど・・・。

 その子にあったカリキュラムを進めていくことが主眼です。

 そうした通級学級も定員がいっぱいで、通いたくても通えないいわゆる待機児が出ていることも明らかになりました。

 対策が必要です。

 障害も聴覚・言語・情緒障害など様々です。

 区内小学校などの普通教室においても、障害が認められるとはいえないまでも情緒や行動不安定の子供が増えています。

 障害にあるなしに関わらず、健常者も障害者も同じ教室で等しく教育が受けられるようにするというのが時流ですが、 課題は担任の先生などの負担をいかに軽減していくかということ。

 文京区では各学校の要望に応じて介助員などの派遣を行なっていますが、人材の確保や予算措置という点で苦慮しているようです。

 私が着目したのはボランティアの活用。文京区では今年度より「バリアフリーパートナー制度」を導入。 区内大学の協力を得て学生ボランティアの派遣を行い介助員の補完的システムを作りました。

 報酬が低いということ(1日千円)また、 学生であるがゆえに恒常的な配置が難しいなど克服すべきハードルはあるようですが積極的に制度を活用して安定的な教室運営が図られるよう要望しました。

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