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2004年03月16日

学童保育・介護予防など(予算審査5日目)

 昨日1日予備日をはさんで、今日予算審査特別委員会が再開されました。

本日の審査項目は歳出・主に民生費についての質疑です。

我が会派からの質疑より、主なポイントを挙げてみます。

1.学童保育事業について。
学童保育事業は小学生(低学年)を対象に「共働き世帯」への対応として、放課後児童を預かる事業。「育成室」とも呼ばれています。

 昨今の共働き世帯や人口増の影響もあって、対象児童数も増加の一途。
2月7日現在来年度の申請者数は347名、その後も15名増え、区内7箇所ある
育成室の定員を大幅に超え、いわゆる待機児は65名に・・・。

 緊急な対策を求めたところ、現在40名の定員を全室44名に拡大。
特に希望の多い「本駒込南・千駄木・本郷・久かた」の4室については50名まで更に拡大し対応するとの答弁をもらいました。


2.介護予防施策としての「パワーリハビリ」について。
パワーリハビリは専用のトレーニングマシーンを用いて、高齢者の体力増進と気力の回復を促進させる事業。昨今、 介護予防の観点から大きな成果が挙がっています。

 昨年の第2回区議会定例会においても、代表質問で私がその必要性について主張しましたが、その後の検討状況はいかに?

 区としてもその必要性を充分に認識し、 来年度より一部の在宅サービスセンターにおいて委託法人の協力の下に試験的に始まるとの事です。
徐々に広がっていくことを望みます。


3.健康センターについて。
健康センターの事業は、シビックセンター内の健康センターにおいて、トレーニングをすることで健康回復を図る事業。
 事前のメディカルチェックがウリとされていますが・・・。

 民間のスポーツクラブが進出する中、どれだけの意義があるのか問われます。 メディカルチェックについても民間の医療機関などで充分対応が可能です。税金を投じて行なう事業としての疑問を投げかけ、 見直しを求めました。

○予算審査は午後5時閉会しましたが、審議日程は大幅に遅れ、予定より約1日分の誤差が生じてしまいました。
明日、予備日を1日挟んで明後日が最終日。都市整備費・土木費・教育費その他2つの特別会計などが未審議。 果たして最後まで終えることができるのか・・・?やや心配になってきました。

 写真は予算審査が行なわれる「第一委員会室」審議中は写真撮影はダメなので、みんなが退室した後を1枚。

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