東京都と特別区23区の共同で進められてきた「区部における都市計画道路の整備方針(案)」 がプレス発表されました。(写真)は概要版パンフレット。
方針案の主な内容は、今後12年間(平成16年~27年)に整備すべき路線を明らかにし「第3次事業化計画」 として位置付けるものです。
文京区では「本郷3丁目交差点付近」「春日通り・天神下~上野広小路」「本駒込グリーンコート前」などが示されました。
いずれも渋滞緩和のための道路拡幅を目的にしているようです。
懸案の環状3号線については計画化されず。
ただし、「環状3号線については谷中地区のまちづくりを検討していくうえで、道路の線形・幅員・構造形式などの見直しを検討していく。」
と明記されました。
これは高架によって区部を横断しようとする現行の計画を見直そうという流れであり、一定評価できるものです。
環状3号線についてはその実現性や関係住民の権利の観点から廃止もしくは、地中化などによる大幅な見直しをするよう、 私自身強く訴えてきましたし、本年6月第2回定例会でも代表質問のなかで取り上げました。
今回の整備方針案はその点について大きな成果を得られたとは言えないかも知れませんが、少なくとも一歩いや二歩・ 三歩と前進したことは事実だと思います。
これからも粘り強く訴えていくことが重要。
関係者のみなさんからも充分ご意見を聞きながら取り組んでいきます!。