第28回文京区民水泳大会が、教育の森スポーツセンターの室内プールで開催されました。
参加者500名は過去最高だと聞きました。
文京区民水泳大会は過去日本を代表するようなスイマーを輩出してきた伝統ある大会です。
文京区には日本大学豊山高校をはじめとして、水泳に力を入れる学校が数多くあります。それらの生徒や学生達がこの大会に出場し、
腕を磨くのです。
明日からバルセロナで開催される世界水泳にも、この大会に出場した高校生2人が選抜選手として世界に挑みます。また、 今話題を集めている平泳ぎの北島康介選手も文京区立文林中学校の出身。
文京区は水泳では「名門」なんです・・・。
今大会、主催は文京区でありますが運営は全て文京区水泳連盟に委ねられています。水泳連盟はこの他にも、「ぜんそく児水泳教室」 「夏のプール開放指導員派遣」「着衣水泳講習会」など、数々の区の事業に協力をしています。 区内体育協会傘下の連盟の中でもこれだけ文京区の事業に貢献している連盟はないのではないかとも思います。
煙山区長は、今期の公約として「NPOなどを通じた区民との協働関係の構築=ガバナンス」を打ち出しています。そのツールとして
「区民憲章」も策定するようですが、そのような意味では、水泳連盟と文京区との関係はそうした「協働関係」
を築いていくための生きたお手本になるのではと思っています。
水泳指導員にしろプール監視員にせよ、それは人命を預かる大事な役目。
「文京の水は区民の手で守っていく。」これを実践していくこと。
これが自治(ガバナンス)の基本・・・。私はそう思います。