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2003年03月02日

地域危険度をどう捉えていくか?(危険度測定調査より)

 第5回「地震に関する地域危険度測定調査」が東京都により行われ、その結果が公表されました。 都内全5073町丁目を対象に地域ごとにその危険度を数値で表したものです。(区報でも紹介されました。)
 総合危険度では文京区において、最も危険度ランクの高い「5」が水道二丁目に出現。
部門別には建物倒壊危険度で、根津二丁目が5073中「3位」に・・・。
火災危険度では千駄木1丁目が「3位」・千駄木二丁目が「7位」にランクしてしまいました。
この調査は、現地調査のほか様々な係数を掛け合わせた結果順位を出したものだそうで、あくまでも目安であるようです。
しかしながら、根津あたりでは戦時中も焼け残った「老朽家屋」が今でも存在し、危険であることも間違いないのは事実。
写真のように、住んでいた人が引っ越された後は「廃屋」となっている建物も少なくありません。
 区としては区報などでこの結果について周知し、地震などの災害への各自での対応を呼びかけていますが、 行政としての対応も迫られていると思っています。
 今後、区で改訂していく「都市マスタープラン」や「住宅マスタープラン」などにおいて、 個別の地域での防災対策や災害に強いまちづくりへの方針をしっかりと位置付けていくべきです。

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