「鳩山太郎を励ます会」に出席しました。太郎氏は鳩山邦夫氏の長男。
28歳にして政治の道を歩む決意を固めたとの事。
私は太郎氏の父邦夫代議士の元で秘書として政治を学び、そして区議会にでました。
しかし、残念ながら今は邦夫代議士とは別々の道を歩んでいます。
そのご子息の会に私が出席するのは「筋が違う」との批判も受けましたが、あえて出席することにしました。
太郎氏とは特別の思い出があります。
私が秘書として鳩山邦夫事務所に勤務していたころ、邦夫代議士の依頼を受け、太郎氏の家庭教師を引き受けたのは彼が中学一年生の頃。
秘書としての仕事を終えたのち鳩山邸へ向かう。そして毎夜遅くまで、彼と机を並べて学んだ記憶が甦ります。
当時学習院中等科に通っていた彼は決して優秀ではありませんでしたが、コツコツと努力するタイプでした。
また何よりも優しい心をもった少年でした。
当時は母上や妹・弟はオレゴンへ留学中で、自宅には父邦夫氏と太郎氏の2人暮らし。そんな中、私は半ば「住み込み」 状態で太郎氏の家庭教師と秘書の仕事を両立していました。1年半くらい続いたでしょうか・・・。
今になってみればいい思い出です。
その太郎氏が政治家になると決意した。
その旅立ちの会に、是非とも出席し励ましたいと思いました。
演説は上手いとはいえないし、振る舞いもまだまだぎこちない。
でも、思いは伝わってくる。
自分でやると決意したことですから、是非とも自分の力で勝ち取ってもらいたい。あきらめずにめげずに・・・。
かつて未熟な家庭教師として共に机を並べて頑張った、友としてそんなエールを心から送りたいと思っています。