文京区の所有する土地や建物で、使われていなかったり、
使用されてはいるけれども行政サービス上充分でなかったりするものがいくつかあるようです。
文京区ではこの度、そうした土地や建物については今後売却も視野に入れてその有効活用を図っていく方針を明らかにしました。これまでは、
土地を購入する場合は当然使用目的を定めたうえで購入してきましたし、
学校適正配置などで使用目的が消滅した土地などについては民間に貸し出すなどして、その有効利用を図ってきたところですが「売却」
という文言が示されたのは初めてです。
厳しい財政状況が続くことを予想してのことでしょうか?
私は基本的にこの方針に賛成です。ただ単に財政状況という視点だけでなく、
区には区民の財産を行政サービスに資するよう有効に活用していく責務があるわけで現在そして将来に渡って有効な活用が見込めないような土地や建物については当然売却も視野に入れて検討すべきです。
具体的にどのような土地や建物が対象になっているのか定かではありませんが、すべての区有財産について一度きちんと調査をしたらいいと思う。
また、外部監査のテーマにしてもいいかも知れない。