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2003年11月のバックナンバー

2003年11月01日

マニフェスト部隊(やれる事は何でもやるということ・・・)

 選挙戦5日目、今日からマニフェスト部隊が編成されました。
マニフェストを街頭で配布するためだけに編成された部隊です。

 街頭演説用の標旗(これを持っていないと、街頭活動は不可。)を掲げ、
マイクを使わず肉声で、駅頭などでマニフェストの配布を行ないます。

 今日は、午後5時から8時まで江戸川橋交差点や茗荷谷駅前で、私、増子成澤、品田、戸井田、山本、根本各議員が参加。 中山候補も一時合流しマニフェストを読んでもらうよう呼びかけました。

 今朝の新聞報道では、マニフェストに興味は示すものの有権者はやや冷ややかで投票行動には結びつかないとの見方もあります。
確かにそうかもしれません。しかし、「もしかしたら変わるかも知れない。」「マニフェストとやらをまずは読んでみよう。」 そんな有権者の心理は確かに芽生えつつあることも事実。

 とにかくやれる事は何でもやる。きっと近い将来、結果につながる・・。
そんな決意と確信のもとに、なお一層訴えていきたい・・・。

 配布目標、選挙戦最終日までにあと3000部!

2003年11月02日

菅民主党代表来る。(築地市場より)

 菅直人民主党代表が、中山よしかつ候補応援のために駆けつけました。
午前11時50分、築地市場前にはこの日行われていた「築地まつり」の来訪客でごった返しており、街頭演説会にはうってつけの様相。

 中央区の選対担当でしたが、文京区からも増子・渡辺・山本の3議員が応援。
市場交差点でマニフェストを配ました。(手ごたえは上々。)

 菅代表は、強く政権交代を訴えました。

 街頭演説会終了後、午後1時より文京事務所に戻り区議の選対会議が・・・。
そして午後3時より4時半まで、マニフェスト部隊を編成、礫川公園・白山下とマニフェスト配布活動を継続・・・ みんなで今日一日で500枚配布達成。

 午後5時からは、再び選挙事務所に戻り選挙はがきの最終チェックを、そして午後9時からは浅草にある本部選挙事務所にて、文京・ 台東・中央の3区調整会議が行われました。気がつくと今日も11時過ぎ・・・。

 選挙は体力勝負です。

2003年11月03日

自民党過半数に迫る勢い・・・(朝刊各紙から)

 「自民党過半数に迫る勢い!」なる記事が新聞各紙の1面に・・・。
週末の世論調査の結果です。小泉神話はやはり崩れないのか?政権を担当するには民主党ではまだまだ力不足なのか・・・?

 意外な結果に戸惑いを覚えます。

しかし、まだまだ前半戦、態度を決めていない人たち(無党派層)もまだ3割はいるようです。今後の展開によっては逆転も可能。 とにかく、投票日まで地道な運動を続けていくしかないと思います。 

2003年11月04日

早朝街頭(選挙戦8日目)

 早朝、都営三田線千石駅前。
中山候補の街頭演説。通勤途中の有権者に政権交代の必要性と民主党・中山候補への支援を呼びかけました。

 私達支援する区議団も集合。皆でマニフェストの配布。約1時間で500部くらいは手渡せました。 選挙への関心が日に日に高まっていることを、そして政策本位に選ぶという意識が徐々に芽生えてきていることを、現場で実感しています。

 午後に行われた選対会議でも、1部でも多くのマニフェストを有権者に配布していくことが勝敗のカギとなると新めて確認され、 配布体制の強化を考えていくことになりました。

 夜は、向丘地区と湯島本郷地区の個人演説会が2箇所で開催。担当の東村議長、
成澤議員の招集で多くの区民が会場を訪れ、候補者の話に耳を傾けてくれました。

2003年11月05日

個人演説会(選挙戦9日目)

 この日の大イベントは茗渓会館で行われた個人演説会。
これまでの演説会は本郷地区を中心に小規模で行われていましたが、今日は小石川地区で1回だけの演説会。

 開会7時には、会場には200名以上の聴衆が集まり熱気が高まっていました。
応援に駆けつけて暮くれた弁士も、煙山力文京区長・鈴木寛参議院議員・中山候補の後輩でオリンピック体操金メダリストの塚原光男氏など、 実に多彩な顔ぶれ。

 特に、鈴木寛参議院議員の話は良かった・・・。
鈴木議員は元通産官僚。官僚からみた日本の姿に「このままじゃいかん。」と一念発起、民主党から参議院選挙に出馬。3年前に初当選。

 官僚が支配する裏の世界や族議員の実態など・・・。実に明解な話でした。

 候補者中山よしかつも、族議員や自民党・官僚に「喝」を入れるためにも、政権交代のもと新しい日本の姿を目指していくべき。 とやはり「政権交代」の必要性を強く訴えていました。

 実に、内容のある演説会でした。

 選挙戦も残りあと3日。

 絶対に負けられない・・・。

2003年11月06日

連夜の激論(3区調整会議)

 写真は、「3区調整会議」終了直後のもの。
3区調整会議は毎晩、雷門にある本部選挙事務所で行われています。

東京第2区は、文京区・中央区・台東区の3区が選挙区。従って、各区の連携や遊説・演説会などの調整は選挙上、最重要課題となります。

そこで毎晩、各区の代表者が集まり次の日の日程や、情勢分析、戦略など綿密な打ち合わせを行っています。

 中村都議・3区区議団・秘書はもとより、地元後援者の方々も加わり議論は日を追うごとにヒートアップしていきます。 お互い熱くなりすぎてぶつかり合うこともしばしば・・・・。

 まさに選挙は修羅場です。みんな疲れも溜まってきています。でもやらなければならないことは山ほどある。そうした極限状態の中で、 どれだけ頑張れるか、ミスをしないで丁寧に選挙戦を進めていくことができるか?
 それが重要です。

2003年11月07日

800マニ(あと2日・・・)

 選挙戦も残すところあと2日となりました。
この東京2区では、民主中山候補と自民深谷候補が激戦。一歩も譲らない互角の戦いと新聞などでも報じられています。

 しかし、組織力や知名度では深谷氏が圧倒的に有利。連日、演説会や緊急集会などで組織をフル回転させ、動員や票固めに躍起です。

 かたや中山候補は組織も無く、文京区ではまだまだ知名度も劣ります。まともに戦ってもなかなか難しい状況です。

 しかし、持ち前のパワフルな動きと、明るい人柄には根強い人気もあり戦況拮抗にもうなづける要素があります。それに、 支援区議団がフル回転。連日、私達区議団10名が、街角や駅頭に立ち、街頭演説用標記を掲げ「マニフェスト」の配布し、 中山候補と民主党への支援を呼びかけていることはこの選挙戦に大きな影響を及ぼすものと確信しています。

 本日までで文京区におけるマニフェスト配布数は8000部を超えようとしています。今日は、午後4時より8時までの4時間、 江戸川橋・地蔵通り商店街・千石駅・新大塚駅・茗荷谷駅前とスタッフを含め、7名ほどで800部のマニフェストを配りました。

 「民主党がんばれ!」「不在者投票で今、なかやまさんに入れてきたよ。」などと励ましてくれる有権者の方々もいて、 ありがたいと感じると同時に、この戦法を貫いていくべきとの思いを強くしています。

 明日が最終日。

2003年11月08日

打ち上げ街頭演説会(選挙戦最終日)

 選挙戦最終日、泣いても笑っても今日が最後です。
候補者本人は早朝より選挙カーで3区をくまなく遊説。私たちは別部隊を編成し、マニフェスト配布の総仕上げをしました。

 千石・白山上・湯島・本駒込など小さな駅や商店街などを中心に回りましたが配布部数は若干減りましたが反応は衰えません。

 この手応えが投票率につながる事をただただ祈るばかりです・・・。

 午後6時からは、春日町交差点で文京区の打ち上げ演説会が開催。
私が司会進行を務めさせてもらいました。集まった支援者のみなさんも中山候補の最後の訴えをしっかり受け止め、 最後の最後まで支援の輪を広げてくれるものと信じています。

 この選挙を通じ私は感じました。この国が政権交代可能な「普通の国」に生まれ変わるのがごく間近かに迫っていることを・・・。
世界で政権交代が行なわれていないのは、中国・北朝鮮そして日本だけ。
今までが普通じゃなかったんです。

 でも、そのことにやっと国民が気付きつつある・・・。
自分の1票で政権が変わるということを、変えられるということを。
マニフェストを配りながらこの10日間、ずっと考えていました。

 結果はすぐには出ないかも知れませんが、 しかし今回のマニフェスト選挙は新しい日本の1ページを開く歴史に残る選挙になるのではないかと・・。

 私のモットーである「めげずに、負けずに、あきらめずに」そんな思いを胸に今後も、日本の未来と区民の幸せのために戦っていきたい。 あらためて感じています。


 明日、正しい神判が下ること祈ります。

2003年11月10日

中山よしかつ激戦を制す!(政権交代への第一歩)

  衆議院選挙東京第2区開票結果
当 中山よしかつ(民主) 104,477
  ふかや隆司 (自民)  91,926
  室 喜代一 (共産)  21,334

 最後まで予断を許さない展開でしたが、最後は中山候補がふかや候補を振り切っての大勝利。3度目の当選を見事果たしました。

 最高に嬉しい!

 民主党も大躍進。177議席の獲得は、政権交代へ向けての大きな第一歩を示したと言ってもいいと思います。

 この選挙中、ただひたすらにマニフェストを配り政権交代を訴え続けました。
確かな感触は得ていたものの、果たしてどれほどの効果があるものかとの不安も大きかったのですが、結果を見て、 やってきたことが間違っていなかったこと。そして、民主党の政策や中山氏の実績をしっかりと見てくれた有権者の見識の高さを感じました。

 自分達の1票で政権が変わる、日本が変わる。このことを国民もこの選挙を通じしっかりと確信したのではないでしょうか・・・。

 来年は参議院議員選挙があります。
 ここで勝利し、一気に政権交代を射程距離にいれたいものです。

2003年11月11日

総選挙の総括(学ぶべきこと・反省すべきこと)

学生時代から政治の道に入り、以来国政・地方問わず幾多の選挙を現場で経験してきました。しかしこの春の統一地方選挙 (自らの3度目の選挙)そして今回の総選挙ほど大きな地殻変動を感じた選挙はありません。

 有権者の意識の変化、そして選挙運動の効果など両面において学ぶべきこと・反省すべきことの多さを実感しています。

 有権者の意識の変化という点では「マニフェスト」が実に重要な役割を果たしました。また、 選挙運動の効果という点では時代はこんなに変化しているのにポスターや選挙カーなど選挙運動だけは昔と何も変わらず、 本当に効果があるものかと・・・なんだか選挙運動だけが時代からとり残されているような気がして虚しさを感じます。

 そうした思いの下に、今回の総選挙を自分なりに総括し箇条書きでまとめてみました。

<有権者の意識と政党政治>
1.確実に2大政党への方向に向かっていること。

2.マニフェストを通じ、その政党の目指す政策が具体的に見えてきたこと。
3.国政選挙は個人を選ぶというよりも、政党重視・政策はもっと重視という視点が有権者の中に芽生えつつあること。

4.自分の1票で政権交代が可能であると有権者が意識し始めたこと。

5.無党派などと総称されているが、そういう人達こそ、政党が掲げる政策や政治家個人の語る言葉について敏感であるということ。

<選挙運動について>
1.宣伝カーや大きなマイクでの運動は票にはつながらないこと。

2.単なる泣き落としやお願いはもはや通用せず、イメージだけでも勝てない。やはり候補者本人の資質や能力が問われているということ。 (ただし、若さだけは無条件に受け入れられる傾向がある。)

3.候補者は選挙期間中だけでなく、日頃の活動についてもしっかり見られているということ。 日頃より自らの活動を不特定多数の有権者に露出している候補者は強い。

4.後援会・支援団体などの組織は重要だが、そこからの大きな広がりを過剰に期待するのは難しいこと。従って、 組織の締め付けによる集票には限界があるということ。

5.特に都心においては、有権者の入れ替わりが激しい。そういした「何のしがらみもない」人達・ 新住民とどう接触していくかは極めて重要。

  おおいに検証・学習し、今後の糧にしなければなりません。 

2003年11月12日

聖橋を望む・・・(神田川護岸イメージ)

 午前10時より、ご近所の方のお弔いのために町屋斎場へ。
焼香を終えた後、千代田線で新御茶ノ水駅から丸の内線に乗り換える途中、御茶ノ水橋から聖橋に向けシャッターを切る。

 聖橋を望む神田川護岸の風景はいつも見慣れたものですが、何故か今日は新鮮に感じられました。

 選挙でのストレス疲れ、時間に追われていたせいでしょうか。清らかさはないものの、 川を覆う護岸の緑はしごく自然に行きかう人達の心を癒してくれているような・・・そんな気がします。

 文京区を流れる神田川、江戸川橋から飯田橋にかけての護岸イメージはこれとはほど遠いようです。 次回の区議会定例会で私達の会派から根本 純議員が神田川護岸の景観いついて質問をする予定です。
議員になる前から環境問題に取り組んできた根本議員の見識はレベルの高いもので今度の代表質問には大いに期待をしています。

2003年11月14日

同窓会の写真(投票日のことでした。)

 私の母校、 文京区立第8中学校の55周年記念同窓会が開かれたのは先週日曜日ちょうど総選挙の投票日のことでした。

 全体では70名ほどの出席者でややさびしい感もありましたが、私の同期では20名ほどが参加してくれ結構にぎやかでした。

 総会の後、懇親会では私が司会として進行を務めました。 その時の写真を当日出席されていた恩師である伊藤 勉先生がわざわざメールで送ってくれました。

 私と写真に写っているのは、同級生の吉本真秀子さん。
今や「よしもとばなな」というペンネームで超人気作家となってしましました。
嫌がる彼女を引っ張りだして、会場の皆さんに紹介。彼女が母校の同窓生であることを知らない皆さんは結構驚いていましたが・・・。

 こうした逸材を輩出してきた母校を誇りに思わなくてはと感じます。

 同窓会終了後も、同期だけで2次会を。1時間ほどの短い時間ではありましたがそれぞれ思い出話などを語って解散。

 選挙が終わり、 開票結果が出るまでの狭間の最も緊張感高まる時間を一時忘れてリラックスした気分で過ごせたことはとてもラッキーでした。

 そして、あの日午後8時開票終了と同時に開票立会人として私は開票場である文京スポーツセンターに向かったのでした・・・。

2003年11月17日

第4回 区議会定例会始まる。

今日から、本年第4回区議会定例会が始まりました。
午前10時より、議会運営委員会において今定例会に上程される議案の説明や、本会議の流れなどについて報告、そして了承されました。

 議会運営委員会終了後、幹事長会が開催。次回(来年)第1回定例会の日程案が議長から示され、各会派持ち帰って協議することに・・・ 。

 正午 会派総会(会派のメンバーに、議運・幹事長の中味について報告。)
 午後1時 全員協議会
   2時 本会議

 会期は11月17日から12月8日までの22日間に決定。
 上程された議案。
1.勤労福祉会館条例の一部を改正する条例。
2.選挙長などの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例。
3.一般会計補正予算
以上、総務区民委員会に付託。

4.ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例。
以上、厚生委員会に付託。

5.シルバーピア条例の一部を改正する条例。
6.建設事務手数料条例の一部を改正する条例。
7.特別工業地区建築条例。
以上、建設委員会に付託。

 その他、意見書案6件、請願審査11件。

 明後日から、各会派の代表質問が始まります。

2003年11月18日

街頭から。

  午前7時半より根津駅頭にて選挙後初の街頭運動を・・・。
やや冷え込む感じもありましたが、天気は快晴、地元の後輩神谷有輝クンに旗持ちを頼み、9時までの1時間半「まさしニュース号外版」 の配布を行いました。

 今回のニュースのテーマ「ひも付き補助金」について、マニフェストの項目のなかでも話題となりました。 文京区でも補助金が交付されていますが、具体的な事例(学校施設整備補助金)を挙げ説明を加えてみました。

 合計119部、受け取ってもらえました。
マニフェストの時のような反応はありませんでしたが、毎回受け取ってくれる人も増え、街頭活動が定着してきたことを実感しています。

2003年11月19日

代表質問始まる。(第1日目)

今日から各会派の代表質問が始まりました。初日の今日は武沢房吉議員(自民)藤野美子議員(公明)、村越まり子議員(市民)の3人。

 主な質問骨子および答弁。
武沢議員(自民)
○財政状況について、今年度の特別区民税の見込みは?
231億円。当初予算額は確保したが今後、大きな期待はできない。
人件費の削減計画は?
来年度39名を削減で3億円の効果。人事委員会勧告による職員給与の削減分が3億円あわせて6億円の削減効果。

○行財政改革いきいきプランについて
16年1月を目途に、計画案を策定する。

○市街地再開発計画を評価。今後も積極的に取り組むべき。

○治安対策はどうするか?
安心・安全なまちづくりを目指し条例化を検討する。

○教育その他。スポーツの充実で人格形成を!
小石川運動場の区民優先受付システムの導入を!

 

藤野議員(公明)
○来年度予算編成におけるプライオリティは?
NPM予算編成システムの活用。施策にメリハリ、区民との協働を柱としていく。

○いきいきプランの理念・目標・今後の対応は?
行政の効率化・スリム化・財政の健全化そして既存サービスを維持していくこと。
官民の役割分担、区民との協働の主旨の下にパブリックコメントで区民意見を集約し、計画を策定していく。

○40歳未満の生活習慣病対策の充実を!
健康教育・相談事業等で意思の高揚をはかっていく。

○乳がん検診に「マーモグラフィ」の導入を!
国の動向をみて検討する。

○その他、障害児施設の改善策について・学校運営連絡協議会の成果について。

 

村越議員(市民)
○子どもを取り巻く環境は悪化、品川のコミュニケーション学習やメデアリテラシーなど新たな施策の導入を!

○児童虐待・いじめなどの対策は不十分。具体的な取り組みは?
各種相談、スクールカウンセラー・子ども家庭支援センターなどを活用。連携・充実を図っていく。

○障害者支援。ホームヘルプサービス事業などは増加、どう捉えていくか?
一定の成果が上がっている。

○支援費制度については財源措置を国に求めていくべき!
区町会要望している。その後新たに緊急要望もした。

○障害児支援のための人的配置・施設の充実を!

○いきいきプラン素案について
地域説明会は担当の部課長の出席も無く不十分。
協議会意見と区民意見には隔たりがある。
寿会館などの廃止については代替案がない。
リサイクルシビックの事業は後退するのでは?
など・・・いきいきプランは白紙撤回すべき!

2003年11月20日

一般質問(第2日目)

 昨日に引き続き、2時より本会議が開催され各会派の一般質問が行われました。
斉田議員と島元議員が質問。その主な内容は・・・
 斉田宗一議員(新生クラブ)
1.治安対策について。現状は?
答弁 警察・防犯協会・町会などと連携していくための組織づくりを検討している。条例化も視野に入れている。

2.木密地域や消防活動困難地域のまちづくりはどう進んでいるか?
答弁 地域ごとの特性を把握するための調査をしている。今後、それに則り住民と協働、様々な手法を用い地域根ざしたまちづくりを進めていく。

3.介護保険の現状と課題は?
答弁 要介護者が増加している(全体で約5900名)。要支援、介護度1・2の該当者が増えた。裾野が広がったということ、 制度が定着してきている。しかし、介護費用も急増。特別区(23区)でも上位になっている。

4.ひとり暮らしの高齢者対策は?
答弁 ひとり暮らし高齢者は推定500人、生活実態把握が重要だと考える。
緊急連絡カードの設置、在宅介護センターを活用など安心できる体制をつくっていく。

5.教育改革について、土曜日を学力向上のための機会に!
答弁 区立3校を学力向上モデル校に指定。効果を教育改革区民会議に報告、対策を考える。

6.不登校の対策は?
答弁 3年で半数に減少している。カウンセラーの配置など、メンタルフレンドなど一貫したサポート体制で、社会的な自立を促している。


島元雅夫議員(共産)
1.いきいきプランについて
2.再開発事業について
3.中小企業融資について
4.後楽園競輪復活反対について
(項目のみです。)

2003年11月21日

一般質問(第3日目)

 写真は、議会22階議員控え室の入口にある表示板。
議員は登庁した祭に、必ずこの表示板を押し(ランプがつきます。)出席を表示することになっています。今日は本会議があるので、 全員出席です。

一般質問3日目、午後2時より本会議が開催、根本 純議員と前田くにひろ議員の2名が質問に立ちました。

主な質問の内容
 根本 純議員(新生クラブ)
1.緑化施策について、神田川護岸工事については景観に関する配慮が不十分!
先延ばしにしている緑地実態調査については来年度実施を!
答弁 防災向上を基本に、今後は緑の視点も重視し緑化推進に努めていく。緑地実態調査については区民の協力を得て16年度に実施する。

2.縦割り行政の弊害を取り除き職員の「大人の意識改革」を推進せよ!
答弁 職員の中には自らの職務のみに専念し、それ以外の区政の分野に積極的に関心を持つという姿勢にかけている部分がある。 研修などを通じてい意識改革を図り改善に努めていく。

3.茗荷谷の再開発は、住民の声を聞き、地域にふさわしいものとなるよう要望する。用途地域の文教1種から2種への緩和は不満である。
答弁 茗荷谷駅前地区再開発事業は再開発準備組合が設立されて10数年が経過している。計画を進めるにあたっては、組合の要望はもとより、 周辺住民の声も聞き特性に合った再開発事業を進めていく。
用途地域の緩和については、別途地区計画をつくり、2種で可能なパチンコ業などについて禁止するなど、網をかけている。

4.教育について、児童・生徒の体力向上についての区としての見解を問う。
答弁 文京区の現状としては校庭なども狭く、環境は充分とはいえないがスポーツテストや学校行事・ 部活動などの推進で限られた施設を有効に活用しながら、対応している。今後も体力作りのあり方については検討を重ねていく。

適正配置、幼保一元化、小・中一貫校など取り組むべき時期ではないか?
答弁 機運が醸成されつつあるという認識は持っている。教育改革区民会議で議論の後、取り組んでいく。


前田 くにひろ議員(無所属)
1.いきいきプランについて
2.介護保険の見直しについて
3.受動喫煙防止策について
4.防災対策について
5.後楽園競輪復活反対運動について。
(項目のみです。)

2003年11月22日

表現の日。(昔は学芸会・・・?)

 この時期、各学校では作品展示会や学習発表会などが行われ、 保護者や地域に学校の様子を公開する機会となっていますが、私の地元汐見小学校でも今日そうした発表会が開催されました。

 その名も「表現の日」。

 私の時代は「学芸会」などと呼ばれていましたが、今はそのような名称は使用していないようです。時代を感じます・・・。

午前中は体育館において各学年の演劇や、合唱・演奏、午後は各クラスごとにテーマを決めて、保護者も一緒になっての創作活動など・・・ 。

 汐見小学校は全児童数200名程度の小規模校ではありますが、この日は保護者や地域の方々などで体育館は満席一杯の状態。 演技や歌う児童達もさぞかし、やりがいがあったことでしょう。

2003年11月23日

盛んです。(PTA連合会卓球大会)

 第32回文京区立小学校PTA連合会・卓球大会が、文京スポーツセンターで開催、 参加20校のお父さん・お母さん方が腕を競い合いました。

 各校を4ブロックに分け予選。ブロック優勝校同士による決勝トーナメントと、 ここスポーツセンターでは優勝をかけ1日中白熱した戦いが繰り広げられます。
どのチームも周に一度程度、学校の体育館などを利用して練習をしていますのでにわか仕立てではありません。

 かなりレベルの高い試合もあるようです。

 PTA連合会では卓球大会の他に「バレーボール大会」「バスケットボール大会」も実施しています。バレーは11月初旬に、 バスケットは1月に行われています。どれも盛況で保護者たちのスポーツ愛好・体力の回復・ 相互親睦そしてストレスの発散と大変有意義な事業になっています。

 ちなみに私はバレーとバスケットには参加しています。(卓球は苦手で・・・)

 今回はどの学校が優勝するのでしょうか?
勝っても、負けても選手にとっては楽しい1日です。そして、終わった後の反省会で今日一日を振り返りながら皆で飲むビールは格別!

2003年11月25日

連休明けての大論戦(特別委員会始まる。)

 連休があけ、区議会定例会も今日から明日にかけて4つの特別委員会が開催。
初日の今日は「地方分権・自治制度調査特別委員会」「清掃・リサイクル調査特別委員会」が平行して行われました。

 特に地方分権特別委員会では、区が掲げる新たな行革計画「新生文京いきいきプラン」について厳しい意見が相次ぎました。

 いきいきプランは素案が示され、 その下に各地域において説明会が行われあわせてパブリックコメントを今月いっぱい受け付けている状況。最終案はまだです。

 共産党や市民フォーラムの委員は素案に対して激しい反対意見を表明していますが、素案はあくまでも素案です。私達としては、 今後パブリックコメントが集約された上で今一度再検討されるものと思っていますので、今は推移を見守りたいと考えていますし、 行革の方向性については基本的に正しいと思っています。

 施設の再編・保育園、児童館など民間委託の推進していく事にはサービスの質が低下するとの懸念の声もありますが、 そのような事がなきようしっかりと検証・検討・区民との合意を図りながら丁寧に進めていくことが必要だと考えます。

 行革とサービスの向上は両極にある相容れない概念ではなく、両方の実現がこの時代だからこそ求められているのです。

 この事を忘れてはならないと思っています。

2003年11月28日

教育特区を申請。(文教委員会から。)

文京区が構造改革特区の第4次受付に教育特区を申請したことが、今日開催された文教委員会で明らかになりました。

特区申請は2件
1.ゆとり教育「土曜日特区」
現在休日とされている土曜日を「総合的な学習の時間」や「学力向上」のために授業ができるようにするもの。

2.「最先端の生涯学習を実現する文京区まるごとキャンパス特区」
区民大学の受講者や大学との連携による講座の受講により、国家資格などの資格要件としての単位認定が受けることができるようにすること。
生涯学習司や防災司などの新たな公的な資格を創設すること。
など・・・。

 構造改革特区はこの第4次の申請以降は先の目途が立っておらず、直近ではラストチャンス。そうした中での教育長の判断の下、 教育委員からの了解も得て、申請を決断したとの事ですが委員会では共産党委員などを中心に異論が出ました。 主に手続き論や事前説明を怠った議会軽視という観点によるものです。内容についてのものではありませんでした。

 手続き的に多少不備はあったにせよ、私はこの判断は正しいものだったと考えています。

 私たち新生クラブからは増子委員が発言「手順を踏んでいくことは大切だが、 時として必要な判断をスピーディに下しチャレンジしていくことも重要。申請はあくまで申請であって認可されかどうかは未知。今後、 区民からの意見を吸い上げつつ議論していけばいい、選択肢が広がったという認識を持つべきだ。」と・・・。

 正しい意見だと思います。

 煙山区長は「文京区を日本一の教育のまちにする。」と明言したわけですから固く重い決意をもって事に望むべきです。

 そのような意味から考えるならば、特区申請しない事のほうがなんだか矛盾しているような気がする訳で、 今後の区民を巻き込んでの議論に注目したいと思っています。

 結局今日は、文教委員会は予定案件の質疑・審議が終了せず月曜日に再び委員会を再開することになりました。

2003年11月30日

心地よい運動を・・・(ビーチに汗を流す。)

 終日、地元小学校の体育館で汗を流しました。
今日は青少年対策根津地区委員会主催の「ビーチボールバレー大会」

 根津・千駄木を中心に区内各地からビーチ愛好家が集い楽しい大会となりました。

 前にもこの日記でご紹介しましたが、ビーチボールバレーは海岸で遊びに使うビニール製のボールを使ってのバレー。 コートやネットの高さはバドミントンの規格、選手は1チーム4人で若者から高齢者まで無理なくできる大変楽しい競技です。

 発祥は富山県ですが、今では全国に広がり全国体会も開催されています。
文京区も富山に次ぐ勢いで盛んで、区内各地のスポーツ開放などで奨励されてるのが現状。

 今日は14チームほどが参加。この大会では1チーム4人の年齢の合計が160歳以上と決められており、男女・ 年齢が入り混じったチーム編成であるが故に、実力差がなく、どのチームにも優勝のチャンスがあるという点では実に面白みのある大会です。

 私のチームは男女2人づつ(年齢は内緒です。)で参加。6回の試合を4勝2敗でブロック3位になりました。

 6試合消化しても大きな疲労もなく、ストレスは充分に解消。心地よい運動量です。これで明日からの議会活動にまた集中できます。

 「緊張と緩和」「集中と発散」は生きていくうえでの大事なテーマだと思っています。

 その上で考えるならばビーチを始めとしてスポーツは私にとっては、大切な、「緩和・発散」のコンセプトであるようです。  

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