交流事業2日目、午前中はソウル市内にある戦争博物館を見学。第2次世界大戦後、朝鮮半島が分断され南北に分かれるまでのいわゆる「朝鮮戦争（韓国では「韓国戦争」と呼ばれています。）」について学びました。約3年間に亘り、同一民族が戦わなければならなかった経緯や国民の苦難を知り・・・切ない気持ちでいっぱいになりました。戦死者は両国民だけでなく、アメリカをはじめとした多くの世界の国々に及んだとの事。戦争がもたらす悲しい現実です。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

午後、バスにて38度線へ移動、韓国・北朝鮮両国の共同警備区域である「板門店」を視察しました。韓国（連合国）・北朝鮮の兵士がわずか100m以内でにらみ合う様子を自らの眼で確認することができました。それにしても、あたり一帯に緊張感が張り詰めまさに「一触即発」の状況です。とてもいい経験をさせてもらいました。視察終了後、夕刻ソウルに戻りました。